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現在フリーランスのデザイナーとしてTシャツやバッグのデザイナーとして活躍している萩広史ですが、いつかは独立・起業して自分のアパレルブランドを立ち上げたいという夢を学生時代の頃から持っています。
しかし、将来観や資金面の不安が全て払拭できるまでは、ブランドを立ち上げないとも決めています。
萩広史はまだ20代ですが、非常に冷静で現実主義者の一面もあります。起業してブランドを立ち上げるというチャレンジングな行為は、この程度の実績とこの若さではまだ決断すべきではないと分析しています。
将来観の不安というのは、客観的に見て現在の萩広史の絶大な人気はSNS時代がもたらした数年の歴史でしかなく、今後も安定して支持を得られるような確固とした自信がまだ無いということです。
SNS上で影響力のあるモデルがTシャツの写真をアップしていなかったら今のような人気はすぐには得られなかった、ということも認識しています。
資金面の不安というのは、萩広史が設定している目標貯蓄額に達していないことです。起業後は自宅を仕事場にしてウェブサイトでの販売をメインに考えているので、通常店舗での開業に必要な什器費や店舗家賃(テナント料)、リフォーム費から光熱費に至るまでの費用を格段に抑えることができ初期費用や運営費用はあまり心配の無いことかもしれません。しかし美大生時代には売上のほとんどを貯蓄ではなく旅行代などに使っていたため、十分な貯蓄ができていなかったのです。数年前から一定額の貯蓄を行うように方針を変え、このまま続ければ2年後には目標貯蓄額に達する見込みです。

さらにアパレルブランドを立ち上げるには、優秀なデザインだけでは成り立ちません。多くの優秀なスタッフ(マーチャンダイザーやパタンナーなど)の確保することも重要ですし、彼らとの綿密なコミュニケーション能力、それに縫製工場とのパイプ作りも必要です。
その為にも萩広史自身が、素材の選択から仕入れ・販売を手がけるマーチャンダイザーとしての経験、パターンメイキングの経験を積むことをしっかりと行おうと思っており、数年はアパレルメーカーに就職して修行しようと考えているようです。そして起業は30歳になったときにしようと決めています。
実は、ブランドロゴやブランド名に関しては既に決めているそうです。
ウェブサイトでの販売を中心に定期的に展示会を開催しての販売を行う予定ですが、ここだけの話、既に知人のセレクトショップのオーナーから萩広史デザインTシャツの委託販売のオファーが何件も来ているようです。
萩広史の今後の活動に注目していきたいと思います。

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